環境を考えたにちじょう

  • Day:2006.12.22 21:51
  • Cat:日記
6月から約8ヶ月間に渡って、環境NGOでインターンをしてきた。

来年4月から、企業で利益をいかにして出すかに頭を悩ませながら日々の生活を送る身として、今このとき、それ以前に、社会サービスをいかに充実させるか、理念をいかにて達成するかを最大目標においている組織に身をおき、その違いを肌で感じたかった。それに好きなことをしてお金(奨学金)がもらえるなら、最高という思いもあった。

8ヶ月間を通していろいろなことを学びいろいろなことを感じた。
なんせ、面接で「NGOが本当にそのミッションを達成して、社会に何らかの影響を与えているか、価値を生み出しているか疑念を持っている。」ことを正直に話して、頂いた今回の機会だ。

まず、驚いたのが情報の正確さへのこだわりだ。
インターンをしていたNGOは、メインとして「地球温暖化」問題を扱っていたが、NGOが出すレポートやシンポジウム資料は、必ずいろいろな研究や文献をあたり、時には「京都議定書締約国会議」への参加などを通して得た情報を正確に伝えることやその情報の正確性の分析に重きを置いている。

「正確さを維持することがNGOにとっては絶対に必要。」という理事の方のことばが印象的だ。

それから、専門性の高さにも驚いた。NGOにはいろいろな大学の研究者や弁護士、専属のスタッフ、企業を退職した方などがいて、少ない資金や人手ながらも、議定書関連の「国際交渉」での提言やその他研究レポートなども発表している。

一方で、個人的な視点から、正確さや専門性の高さなどは、NGOが市民を代表するアクターとして存在するならば、「諸刃の剣」的な要素も持ち合わせている。

何より、環境問題にそもそも興味がない人が、条約交渉の煩雑なやりとりや難しい語句の入った専門性の高い資料を読んでも、というより1ページ目をめくった時点で、諦めてしまう。

めんどくさいし、どうせおれ一人の行動なんて関係ないと思ってしまう。つまり「外野」を決め込んでいる人に「内野」的な視点を持ってもらうことは難しい。

これは、自分がフェアトレード関連の活動をしているときにも強く感じたこと。何かを正確に伝えようとするとどうしても、何かかたい内容になってしまう・・・。

常にやわらかい視点で物事を見続けれるか、うん難しい。

ただし、今回のインターンの最大の目的だった、バランス感覚の維持(企業人と市民の二つの視点を持ち続けること)という目的は達成できた。来年から矛盾を感じることもあるだろうが、この経験を活かしていきたい。


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