イシューツリーの意味

  • Day:2010.12.13 10:54
  • Cat:日記
コンサル時代は
「なんでこんなものに拘るんだろう」
「というかつくるの難しいくせに役に立つのか」

なんて、思っていましたが、最近その効用が少し分かってきました。

1.やらなくていいことを特定する
2.組織に属するメンバーを歯車にしない

イシューツリーとは、
このサイトでは以下のように紹介されています。
ちょっとシニカルで面白いサイトです。

イシューツリーとは、何か問題が発生したとき、その原因と解決方法を見つけるための手法の一つです。イシュー(issue)とは問題や課題のことで、ツリー(tree)は木のことです。一つの問題に対して複数の原因を出し、、その原因について複数の二次的原因、その二次的原因についてに複数の三次的原因・・・という風に展開して根本的な原因をみつける方法です。イシュー(問題)を頂点にして原因を図にすると下図のように木のような構造になるのでイシューツリーと呼びます。


要は課題を分解して、本当に解決しなければいけない問題を特定することです。

また、この本「イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」」では
縦軸を「解の質」(仕事のアウトプットの質)、横軸を「イシュー度」(捉えるイシューの的確さ)とし、
人は「解の質」についついこだわりがちですが、本来はそのイシューがいま解決すべき課題かどうか
「イシュー度」を徹底的にさぐることが、生産性をあげる秘訣だと書いています。


1.やらなくていいことを特定する

で、ベンチャーの様な限られたリソースしかない組織では、この「イシュー度」が極めて大事です。
というのも、「やらなくていいこと」に時間を投入したくないからです。

大きな会社だと、たくさん人がいるのでイシューツリーで分けた課題について
「イシュー度」の高そうなものからエースに振り、低そうなものをそうでない人に
振っていけば、外れていてもどっか引っかかります。

名づけて「ブルドーザー式」!!

一方で、ベンチャーやNPOなどリソースが限られるところは、そうはいきません。
施策を打つ前にやること・やらないこと見極めて、実際にちょっとやってダメなら
別のことをするという素早さが必要です。

名づけて「ショベルカー式」!!

さすが重工業出身の命名です。


2.組織に属するメンバーを歯車にしない

大企業にいると、特に若手は
与えられたイシューの末端を全力で解決することを求められます。

重工業メーカーにいたとき、たまたま自分は経営企画部門で割と大きなイシューを
見ているところでした。事業部の方向性、具体的には投資計画や売上利益計画など。
だから同期と仕事の話をしていると、「えっ、なんでそれをやっているの?」ということ
がありました。

「解の質」にこだわっていい仕事をしているのに
マネジメント層がイシューの質に徹底的にこだわれていない結果、
そのGAPが起きてしまいます。本当にもったいないです。

もっと言うと、イシューツリーで現在の施策の意味と実際に手を動かしている
施策のイシュー度をしっかり説明しておけば、マネジメント層が誤っていても、
若手がしっかり意見ができるようになるはずです。

というわけで、イシューツリー大事だなと思いました。

ただ、ぼくは元来わざわざカタカナ語を使うのは嫌いなので、
本当は「課題の木」とかいう名前で広まってくれるといいなーと思いつつ。

「課題林(かだいりん)」
「課題木(かだいぼく)」

うーん、ちょっとださいなー。

Comment

わたしもかたかな語あれるぎーです.
かだいの樹いいですね.
  • 2010/12/13 12:37
  • とっし
  • URL
かだいの樹
なんか魅惑的でいいですね~
  • 2010/12/14 11:50
  • Yuichiro
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