組織の発展段階

  • Day:2010.10.31 16:08
  • Cat:日記
経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
有名なミスミの三枝社長の3部作です。出身企業が一緒ということもあり、
以前に直接話を聞いたのですが、いやはや怖そうな人ですね。

この書籍特に面白かったことは
1.若い時期に組織の損益責任を負うこと
機会は人を成長させるというが、経営者として一番鍛えられるのは
企業或いはその他組織の損益責任を持つこと。
それで苦しむこと、らしい。

2.組織の発展段階には定番の罠がある
横軸に会社の年齢、縦軸に会社の規模を置くと
右肩あがりで上昇している会社でも、

組織形態 → 罠
a.小規模組織 → 起業家的拡大の危機
b.機能別組織(機能分化権限移譲による成長) → 商売感覚マヒの危機
c.事業部・プロフィットセンター → 機能重視のムダ統制の危機


と罠をくぐりぬけながら進んでいくようだ。

aの段階では得てして組織の主だったすべての機能や判断を
起業家に依存していることが多いので起業家の成長がキーになり

次にbの段階では機能別に分かれた組織が自部門の論理で動き始めるため
組織全体で目指していることと部門のやろうとしていることがずれる
ことがある。組織の官僚化やお客様との乖離もこのころ始まる

cの段階になると、機能別組織の膨張を回避するために、事業部制等を
導入し、各部門がプロフィットによって動ける組織を目指す。
つまり本社機能をスリム化してできる限り、事業単位で動く組織
を再構築することが重要

ああ、書きながら思ったけど、
a,b,cそれぞれ体験しているような気がします。

但し、日本の会社はcになっているつもりでそのcの中に結局bがあったり
するのもまた事実ですが。

面白い。

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