最強国の条件 ~会社の採用も多様性が絶対条件?!~

  • Day:2011.10.28 07:16
  • Cat:日記
普段から歴史の本が好きだけど、「最強国の条件」は特に面白かった。


本書内で最強国を

1.「最強国」は国力全般において、同時代のいかなる既知のライバルをも明らかに上回っていなければならない。

2.「最強国」は軍事力、経済力において、同時代の地球における、どの国家と比べても、明らかに劣っていてはならない。

3.「最強国」が力を及ぼしうる範囲は地球的な規模のもでなくてはならい

の定義している。要は、誰もが認める最強だな~と思える国であればよくて、
現在だと(ここ10年少し威信が下がったとは言え)アメリカなんだと思う。

そして最強国が持つものとして以下のものをあげている
・その時代において最も多民族に寛容である国であること
・具体的には、外国人を含めて誰にでも出世や成功の機会が用意されていること
・つまり、実力のある人にとって世界中で最も魅力的な国であること

保守的に自国民優先主義をとるのではなく、
(その当時の)世界から優秀な人を向かい入れ機会を平等に与えて、
競争心をあおった結果、最強国になったといえる。

*もちろん、最強国が最も幸せな国かどうかは分からない

例えば、
「ローマ帝国」
・人種や出身地に関係なく、ローマ市民の権利を得ることができ出世が可能
・実際に、五賢帝の一人ハドリアヌスはイスパニア(スペイン)訛りが強く、スペイン出身説もある

「モンゴル帝国」
・シルクロード征服後、イスラム教徒等の西方出身者を多く戸用し、中国を統治している

「オランダの海洋帝国」
・当時ヨーロッパ内で最も宗教的に寛容で迫害された宗派の人が集まった
・特に新教徒であるユグノーやユダヤ人が持ち込んだ財産の力は大きかった

他にも例があるが、一方で第二次世界大戦時に枢軸国側と言われた、
ドイツや日本は多民族に対して極めて不寛容であったため、最強国とは
なり得なかった。


おそらく、現代の企業社会でも同じことが言えるようになると思う。
・多様性に対する寛容性を持ち
・多様な人に対して平等な機会を創ること
・それ自体が、最強の会社をつくる源泉になる

インターネットの世界でアメリカが勝っているのは当然のことかもしれない。
2006年のものだがtech venture businessというブログから引用すると


①過去にVCからの投資を受け現在は上場している企業
・過去15年間、その内25%は移民によって起業されている

・その内ハイテクメーカー関連に限れば40%は移民によって起業されている

・その内現在大企業になったものにはIntel、Solectron、Sanmina-SCI、
 SunMicrosystems、eBay、 Yahoo!、Google、UTStarcom、Cadence Design Systems、PTC、
 Juniper Networks、Nvidia、WebEx等が挙げられる

・企業家は世界各国から来ているが、トップはインド、イスラエル、台湾である

・本拠地はカリフォルニア州がトップである

②現在VCの投資を受けている非公開ベンチャー企業
・その内ハイテク関連の47%が移民によって起業されている

・66%はこれまでにアメリカで他のベンチャーを立ち上げた或いは今後そうするつもりである

・最も移民起業家の多いセクターはソフトウェア、半導体、バイオテックである

・起業家の出生地はトップから順にインド、英国、中国、イラン、フランスである



日本が出てこないの少し寂しい話ではあるものの
世界で戦って、世界一の会社をつくるのであればやはり多様な
人が入ってくる必要がある

今の会社は、国籍や学歴とかとか、世の中で履歴書に書かれるようなことを
さほど重視していない。

純粋にコミットメントがあり、うちのカルチャーを気に入ってくれる
もっともっと多様な人が集まって欲しいと思う。

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本を読み始めるということ

  • Day:2011.10.20 08:33
  • Cat:日記
重工時代の初任配属は経営企画。
もう新卒の経営企画なんてこれまでにほとんどいなかったので、
全然しごとがなかった。

会社にきて新聞読んで、本を読んで
「おい、窓際族」と同期にからかわれもした。

でもよかったのが当時の課長含めて、ほとんどのスタッフが
めっちゃ本を読んでいて、ぼくもやたらめったら読まされた。

それに、会社の知識がゼロなの国内の設備投資は任せたみたい
な感じで、おいおいと思いながら年100冊くらいは読んでいた
と思う。


*I課長、Sさん、Mさんにめっちゃお世話になりました。元気かな~


最近、マネジメント側に自分がなって思うのが
やっぱりメンバーにはすごく本を読んでほしいと思うようになりました。

本を読んだら全てがわかるというわけではないけど
・BCGなら初めての分野(業界)に関わるとき10冊くらいいっきに乱読してベースの知識をつける
・体験したことのない世界(マネジメント等)の基礎を本で学ぶ

などなどです。

先日技術者のスタッフが、技術だけではなくマネジメントも学びたい、
会社のことも知りたい、と言ってくれたらのでこんな書籍を貸してみました。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

→もう、ご存知「もしドラ」です。
 若干、カフェでこの表紙の本を持ちながら読んでいるのは恥ずかしいのですが、
 マネジメントを作りこまれたストーリーの中で自然に勉強できる良本だと思います。

MBA経理部長・団達也の企業再生ファイル―ストーリーでわかる管理会計 (日経ビジネス人文庫)

→会社といえば「ヒト・モノ・カネ」
 モノやヒトは普段から接しているけどカネのところはついつい経理に任せがち?
 になってしまいます。

 この本も日経BPネットで連載されていたもので、カネの部分をストーリー仕立て
 ですごくわかりやすく説明してくれています。これなら経理出身じゃなくても
 経理本が読める?かもです

アイデアのつくり方

→新入社員のときに課長から手渡された本。
 メーカーの経営企画にアイデア?とその時は半信半疑だったけど、
 アイデア生むためのエッセンスがつまった本です。

この本は短い割に読めば読むほど味があるので、また紹介したい。


その他に個人的に好きなのは、
人生のプロジェクト

→プロジェクトってどうやって進めるの?という回答に写真入り、暑苦しいセンテンスで応えている
 著者がおそらくバックパッカーなので、海外の街角で撮った写真が織り込まれているので
 個人的なひいき目ですきなところもある。


BCG時代に、今思えば浅はかな質問だけど、w
「コンサルタントになるためにはどんな本を読んだらいいですか?」と聞いたら
「誰でもわかる、猿でもわかる系からいけ」

と言われてきょとんとしたことがあります。

ただ、それは間違っていなくって小難しく書いてある本が必ずしも
有益ではないのでまずは「ストーリー性がある」「とにかく短い」「やたら絵ばっかり」
みたいな本がいいのかな~と思いました。
(未だに自分はそうですが。w)

トヨタがreborn? ~再生した、生き返った、よみがえった、生まれ変わった~

  • Day:2011.10.16 02:12
  • Cat:日記
15日の20:59からほとんどのテレビ局で「ReBORN」というテーマでトヨタ自動車のCMがオンエアされた(ようだ)。

・ReBORNのロゴは"リボン"というダジャレだし
・トヨタという名前はCMの最後まで出てこないし
・木村拓哉(=織田信長)が北野武(=豊臣秀吉)に対して猿っていうし
・結局、何のCMだかなんだか60秒で全然分からなかったし

でも、なんかいい。
日本で最もでかい会社が、この時期にパッと見、一番意味不明なことをする。
(一応裏ではロジック通ってるんだろうけど)

しかも日本が元気になってほしいという思いもつまっている。

No.1だからフルラインナップは当たり前。
だけどNo.1だから、平々凡々なんじゃなくて、突き抜ける。
だから、ビビらずに潔く突き抜けないといけないと感じた。

サイト

特にこのコピーにはイイねしたいです。
「いまこそ、日本をドライブすることは「日本の元気にドライブをかける」ということなんだ。」

歴史は繰り返すってことだね。
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