世界最強の日本人経営者

  • Day:2010.12.14 12:42
  • Cat:日記
重工メーカー時代の先輩と飲んでいるときに勧められた書籍
Mr.金川千尋 世界最強の経営

ぼくは重工メーカー時代に、事業部の経営企画部門に所属していて
そこの先輩と飲むことが多いのでよく経営の話になる。

その中で先輩がこの徹底さがすごく、こうした経営者を生み出す会社は
どうしたら作れるのかという話をしました。

結論は、若いうちからなるべく厳しい環境に身を投じることだろう
ということになりましたが、やはりどの程度の徹底さかを知りたく、
書籍を読んでみました。

信越化学の社長で金川さんという人は、
・言ったことはやる、じゃなくてやったことを言う
・販売は経営の肝。そのために顧客との信頼関係が大事
・企業の社会貢献はCSR活動じゃない。しっかり儲けて株主に還元するとともに税金を払うこと
・検討時は誰よりも慎重で、やるときは大胆

のような人でした。

【メモ】
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◇実行有言の人
・企業経営でも「実際に行なったこと」を重視
・その結果の純利益を一円でも一ドルでも大切にする
・「経営は結果がすべてである」と断言します。

◇成長と利益への徹底的なこだわり
・10数年連続での最高益のあと、成長率が落ちマスコミに成長神話の終わりと言われたとき
・「カチンときた。それを感じなくなったら社長を辞めなければならない」と断言
・実際に成長神話の限界」と言われてから、たった一年で「復活」を実現してしまう経営者

また、もともと営業マンだったため、販売へのこだわりはさらに強いようです

◇つくったものはすべて売る
・良いものをつくりなるべく高く買っていただく
・工場は100%稼動してフル生産。つくったものは全て売り切るフル販売で在庫はゼロです。

◇販売は経営の生命線
・事業の成功の7割は販売で決まる

◇販売の両輪とは
・①「よいお客様との信頼関係が大事」
・②「社内での信頼関係が大事」
・この販売員から買おうと思われるのと同時にクレーム時に「いざというときに社内の関係者がバックアップしてくれる力量」がモノを言う
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また、そんな金川さんの自著も読みたくなり、
毎日が自分との戦い―私の実践経営論

要は若い頃は何でも夢中になってやってたくさん失敗するといいということ。
あと、マネジメント層になったら「思考」が一番大事ということ。

株で失敗したから、投資のリスクを学んだし
肺結核になったから、健康の大切さを学んだ、らしい。笑
実体験の失敗こそが経営に生きるとのこと。

2冊を読んで、
またユニクロの柳井さんの本など名経営者の本を読むと共通しているのが
・とにかく徹底的に実行する
・失敗は何度もするがそのリスクを最小限に抑え、かつ失敗を次に活かす
・わからないことがあれば自分で学べ

かなと思いました。
日本にもこんなすごい経営者がいるんだなと思いつつ。以上
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イシューツリーの意味

  • Day:2010.12.13 10:54
  • Cat:日記
コンサル時代は
「なんでこんなものに拘るんだろう」
「というかつくるの難しいくせに役に立つのか」

なんて、思っていましたが、最近その効用が少し分かってきました。

1.やらなくていいことを特定する
2.組織に属するメンバーを歯車にしない

イシューツリーとは、
このサイトでは以下のように紹介されています。
ちょっとシニカルで面白いサイトです。

イシューツリーとは、何か問題が発生したとき、その原因と解決方法を見つけるための手法の一つです。イシュー(issue)とは問題や課題のことで、ツリー(tree)は木のことです。一つの問題に対して複数の原因を出し、、その原因について複数の二次的原因、その二次的原因についてに複数の三次的原因・・・という風に展開して根本的な原因をみつける方法です。イシュー(問題)を頂点にして原因を図にすると下図のように木のような構造になるのでイシューツリーと呼びます。


要は課題を分解して、本当に解決しなければいけない問題を特定することです。

また、この本「イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」」では
縦軸を「解の質」(仕事のアウトプットの質)、横軸を「イシュー度」(捉えるイシューの的確さ)とし、
人は「解の質」についついこだわりがちですが、本来はそのイシューがいま解決すべき課題かどうか
「イシュー度」を徹底的にさぐることが、生産性をあげる秘訣だと書いています。


1.やらなくていいことを特定する

で、ベンチャーの様な限られたリソースしかない組織では、この「イシュー度」が極めて大事です。
というのも、「やらなくていいこと」に時間を投入したくないからです。

大きな会社だと、たくさん人がいるのでイシューツリーで分けた課題について
「イシュー度」の高そうなものからエースに振り、低そうなものをそうでない人に
振っていけば、外れていてもどっか引っかかります。

名づけて「ブルドーザー式」!!

一方で、ベンチャーやNPOなどリソースが限られるところは、そうはいきません。
施策を打つ前にやること・やらないこと見極めて、実際にちょっとやってダメなら
別のことをするという素早さが必要です。

名づけて「ショベルカー式」!!

さすが重工業出身の命名です。


2.組織に属するメンバーを歯車にしない

大企業にいると、特に若手は
与えられたイシューの末端を全力で解決することを求められます。

重工業メーカーにいたとき、たまたま自分は経営企画部門で割と大きなイシューを
見ているところでした。事業部の方向性、具体的には投資計画や売上利益計画など。
だから同期と仕事の話をしていると、「えっ、なんでそれをやっているの?」ということ
がありました。

「解の質」にこだわっていい仕事をしているのに
マネジメント層がイシューの質に徹底的にこだわれていない結果、
そのGAPが起きてしまいます。本当にもったいないです。

もっと言うと、イシューツリーで現在の施策の意味と実際に手を動かしている
施策のイシュー度をしっかり説明しておけば、マネジメント層が誤っていても、
若手がしっかり意見ができるようになるはずです。

というわけで、イシューツリー大事だなと思いました。

ただ、ぼくは元来わざわざカタカナ語を使うのは嫌いなので、
本当は「課題の木」とかいう名前で広まってくれるといいなーと思いつつ。

「課題林(かだいりん)」
「課題木(かだいぼく)」

うーん、ちょっとださいなー。

名刺が2枚あることについて考えてみる

  • Day:2010.12.06 02:28
  • Cat:日記
今日は「二枚目の名刺×a-con」共催のパーティーでした。
そこにサービスグラントの職員の方も参加し、

「なぜ、わざわざ本業以外にこんな仕事をやっているの?」
「プロボノとは?自分たちはそもそもプロボノか?」
「どうやって本業以外の仕事をしているのか」

などを議論しました。

日曜日の夜に、しごく真面目である。
隣にいたグループに「合コンじゃないですよね…」と
聞かれたので「真面目な合コンです」と答えときました。笑

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「なぜ、わざわざ本業以外にこんな仕事をやっているの?」

・もともとは本業のスキルを別に活かす場として入った
・一方で、本業ではやらないことに取り組み、本業で得られないスキルを手に入れることもできる
たとえば、テレビのプロデューサーがWebのプロデュースをしてみる


これはまさに自分のことでもある。

たとえば、今マーケティングを仕事にしているがもともとは
企画やコンサル系の仕事をしながら、NPOのマーケに先に入ったイメージだ。
そこでの経験は確実に活きている。


「プロボノとは?自分たちはそもそもプロボノか?」

個人的なプロボノに関しての意見はこちら
・a-conは自分たちがプロボノかどうかはあまり考えたことない
・仕事で大事なのはコピーもそうだし、飲み会もそうだし、何よりも"手を動かしたくなる情熱"が大事
・一方で"プロボノ"は日清カップヌードルのようなもの。つまり名前のイメージが先行してでも
広まれば、それは一つの大きな存在


「どうやって本業以外の仕事をしているのか」
・時間は全然ない。むしろ、何かメリット/楽しいからやりたいという
気持ちにさせるのが大事

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a-conを始めて、早3年半も経ったのか~、
というのと同時に、こうした会に何団体かが参加している
というのはある意味で新鮮。

個人的な感想としては、
こういったものが流行ってくるということは、つまり
・今の経済価値で測られる職場の仕事に満足できていない
・要は経済価値+αに時間を投資したいという個人が増加
・+αが投資に加えて個人の消費にかわることがある?!

3つ目は願望も入っていますが、
社会的にはある意味でアーリーアダプターな個人が、
そうした時間の使い方をするというのは面白い流れだと思いました。

あとは、そもそも2枚目まで充実している人は1枚目も真剣にやっている人が多い。
だから今日はいい刺激になった。

ちなみに僕は最近1枚目の名刺しか配っていない。

ジャパネットネットたかたからマーケティングを学ぶ

  • Day:2010.12.03 09:21
  • Cat:日記
ジャパネットからなぜ買いたくなるのか? 一番売れた生放送の秘密

ジャパネットの商売に関するスタンスはマーケティングを
やる上で、非常に参考になる。

何を『伝える』会社かを書いてみる

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◇売る商品を使ってみて、"自分"が感動したことを伝える

売る商品を説明する前に徹底的に使って、その機能・便益を把握してから売る
つまり、マーケティングや営業は自社の商品を徹底的に"使い倒し"、そこで得た
"感動"を伝えるのが大事

『商品を使ったときの"自分"の"感動"を伝える』


◇商品の機能を説明するのではなく、商品を使ったときのライフスタイルを提案
ジャパネットの理念は以下
"「モノ」の向こうにある生活や変化を伝えたい"

つまり、商品の機能を説明するのではなく、
その商品を使ったときの生活の変化を伝える。

たとえば、ICレコーダーといえば会議の録音というイメージだが
そうではなくジャパネットでは、
・共働きの両親が「鍵っ子の子ども」に音声でメッセージを伝えるため
・寝る前にアイデアをさくっと録音するため
を訴求する。

で爆発的に売れたらしい。

『商品・サービスを使った際のライフスタイルの変化を伝える』


◇同じことを徹底的に訴え続ける
商品を使って、感動した・生活スタイルを変えた部分を徹底的に訴える。
たとえば、昨日見た番組ではボイラー付のスチームクリーナーを紹介して
いたが、ひたすら何回も「ボイラーが139度で出るスチーム99度」をアピール
していた。

気づいたらよくわからないが、スチームは99度だといいらしいと
思ってしまっている自分。あー…

『繰り返し伝える』

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また、社員が現場の目線を持ち続ける工夫も面白かった。
・入社後必ずコールセンターでの研修がある
・コールセンターが混雑している日は本社に電話が転送される

つまり全員が
『お客様の声を聞く』機会を持ち続けているということ。


昨日、テレビ東京系のショッピング番組を見ていたら
うっかりスチームクリーナーと圧力なべを買いそうになってた…


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