たびの写真展

  • Day:2010.01.09 15:38
  • Cat:日記
恵比寿にある東京都写真美術館の写真展に行ってきた。
今は浪人の身なので、ゆったりと写真を眺める時間がやんなるくらいたっぷりある。

「出発-6人のアーティストによる旅」

写真家の写真も好きだけど、
ぼくは写真家の発することばも同じくらい好きだ。

コピーライターみたいなプロが発する言葉のキレみたいなものはないかもしれないけど、
「そうだよ、それが言いたかったんだよ。」とか、
「なるほどなー、そういう世の中の見方もあるんだ」とかとか、、
決してことばの上手くない自分が発しているもぞもぞとした素人っぽい、恥ずかしい文言に
ちょっと似ている気がする。
(なんて偉そうなことを言ってすみません。)

百瀬俊哉

インドはあこがれの旅先でした。しかし、僕はここで視覚の混乱を
感じました。ある程度は予測していたのですが、カメラを構え被写体と対峙した時、
フレームを超えてさまざまな情景が目に飛び込んでくるのです。試行錯誤の末、
結局目の前にある被写体とより深く対峙することで、撮影を進めていくことが
できました。それは1回のシャッターを切るのにとても時間のかかる旅でした。


恐るべし、インド。
一度、行ってみたい、住んでみたい。

百々武

冬、北へ。等しくすべてのものに雪が降り積もっている利尻島。
歩く人もいなく最果ての雪にうたれていた。夕方、下校途中の女子高生に会った。
短いスカートの下から生足。「この格好、いましかできないから」と微笑んだ。
何かがふっ切れた。最北端の島にも情報は等しく届いてくる。


何気ない一言はけっこう重かったりする。一言は大事。

弓なりの日本列島。海の国境に囲まれた島国。
いま、こうしているときも、幾多の島に同じ時間が流れ、同じ時代を彼らは、
僕らは、僕は生きている。


当たり前のことだよね。なかなかそんな気にならないけど。
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辺境・近境

  • Day:2010.01.07 18:45
  • Cat:日記
最近、友人に勧められて村上春樹の小説じゃなくて、エッセイにはまっている。
けっこうくだらないことを、これまたくだらなく書いている本がいい。ほっとします。本当に。

その中でも辺境・近境のメキシコ大旅行は特に良かった。


わざわざメキシコまで来て持参品を紛失し続けながら旅行する理由について

何故わざわざぼくはメキシコにまで疲弊を求めてやってこなくてはならないか?「何故かといえば」とぼくは答えるだろう、「そのような疲弊はメキシコでしか手に入らない種類の疲弊だからです。ここに来ないことには、ここに来てここの空気を吸って、ここの土地を足で踏まないことには手に入れることのできない種類の疲弊だからです。…」



海外旅行で財布をすられたり、詐欺にあったり、高山病にかかったり…
それでも行きたくなる理由をきれいに書いてくれてるな。
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